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Cloudflareを導入した直後やサーバー設定を変更したあとに、「Error 521: Web server is down」と表示されることがあります。名前だけを見るとサーバー停止に思えますが、実際にはサーバーが動いていても発生します。
521、522、525は、いずれもCloudflareと配信元サーバーの間で起きるエラーです。ただし、接続を拒否されたのか、応答を待ち続けたのか、暗号化通信で失敗したのかによって確認箇所が違います。コードごとに順番を分けて見ていきましょう。
Error 521は、Cloudflareが配信元のWebサーバーへ接続しようとして、拒否されたときに表示されます。Webサーバーが停止しているほか、ファイアウォールやセキュリティソフトがCloudflareからの通信を遮断している場合もあります。
最初に確認するのは、配信元サーバーがHTTPまたはHTTPSの要求を受け付けられる状態かです。CPUやメモリだけでなく、Apacheやnginxなどのプロセス、80番・443番ポート、直前の再起動や設定変更も確認します。
ブラウザでサイトが開かないだけでは、Cloudflare側と配信元側のどちらに原因があるか判断できません。配信元IPを指定したcurlなどで応答を確認し、Cloudflareを経由しない場合にも接続できないのかを切り分けます。
共有サーバーやロードバランサーを使っている場合は、正しいHostヘッダーやSNIを付けないと別の応答になることがあります。テスト条件をそろえたうえで、発生時刻のWebサーバー、ロードバランサー、ファイアウォールのログを確認しましょう。
アクセス急増や攻撃対策の設定によって、CloudflareのIPアドレスを誤って制限しているケースがあります。ファイアウォール、WAF、侵入防止製品、ホスティング会社側の制限を確認します。
許可リストへ追加する場合は、Cloudflareが公開しているIP範囲を使い、独自に見つけた一部のアドレスだけを登録しないようにします。レート制限も含め、Cloudflare経由の通信が配信元でどのように見えるかを把握しておくことが大切です。
Error 522は、Cloudflareから配信元へ接続する途中でタイムアウトしたときに表示されます。接続をすぐ拒否する521とは異なり、通信が届かない、または応答が返らない状態です。
サーバーの高負荷、ネットワーク障害、ファイアウォールの破棄設定、誤った経路などを確認します。特定の時間帯だけ発生するなら、CPU・メモリ・同時接続数とアクセス量を重ねて見ます。ロードバランサーや上流ネットワークのログも忘れずに確認しましょう。
Error 525は、Cloudflareと配信元サーバーの間でSSLハンドシェイクが成立しなかった場合に発生します。CloudflareのSSL/TLSモードがFullまたはFull (Strict)で、HTTPS接続に失敗したときのエラーです。
配信元証明書の状態、443番ポート、SNI、対応する暗号スイートを確認します。エラーを消すためだけに暗号化モードを弱めるのではなく、配信元の証明書やTLS設定を直すことが基本です。断続的に発生する場合は、発生時刻のSSLエラーログを追います。
「サイトが落ちた」という連絡だけでは、調査に時間がかかります。表示されたコード、発生した日時とタイムゾーン、URL、再現する端末や地域、エラーページのRay IDを残します。
その情報をCloudflareのエラー分析、配信元のアクセスログ、監視データと照合します。トップページだけなのか、特定のAPIやサブドメインだけなのかも重要です。確認項目をテンプレート化しておくと、担当者が違っても同じ水準で初動対応できます。
Cloudflareの管理画面が正常でも、配信元サーバーが停止していればページは表示できません。外形監視に加え、Webサーバーのプロセス、負荷、ディスク、証明書の有効期限を監視します。
監視は通知を受け取って終わりではありません。521なら接続拒否、522なら通信経路や負荷、525ならTLSというように、コード別の確認手順と連絡先を決めておきます。夜間・休日の一次対応範囲も明確にしましょう。
エラーは、サーバー移転、証明書更新、ファイアウォール変更の直後に起きることがあります。Cloudflare担当者だけでなく、サーバー会社や開発会社が行った変更も一つの記録へ集めます。
変更前後の設定、作業時刻、確認結果、切り戻し条件が分かれば、原因を絞り込みやすくなります。配信元IPを変更したときはDNSだけでなく、許可リストや証明書、監視先も更新されているか確認します。
運用支援を依頼する場合は、「24時間受付」と「24時間復旧対応」を分けて確認します。通知、原因調査、Cloudflare設定の変更、配信元事業者への連絡を、どこまで代行できるかで実際の対応力は変わります。
Cloudflareとサーバーの両方を見ながら切り分け、実施した変更を報告できる会社なら、担当者だけで抱え込まずに済みます。攻撃や障害が進行している場合の初動は、Cloudflareの緊急導入とサイバー攻撃対策も参考にしてください。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |