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CloudflareとFastlyの違いを比較

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CloudflareとFastlyは、どちらもコンテンツをエッジから配信し、WebサイトやAPIの応答を速められるプラットフォームです。ただし、同じCDNとして比べるだけでは、それぞれの良さは見えてきません。

Cloudflareは配信・セキュリティ・エッジ開発を一つの基盤で扱いやすく、FastlyはVCLやFastly Computeを使った細かな制御に強みがあります。まずは大きな違いを表で確認しましょう。

CloudflareとFastlyの特徴を比較

比較項目CloudflareFastly
主な位置づけCDN、DNS、WAF、DDoS対策、エッジ開発などを統合高い制御性を持つCDNとエッジコンピューティング
エッジ処理Cloudflare WorkersFastly Compute(旧Compute@Edge)
キャッシュ制御Cache RulesやWorkersで設定VCLやComputeで細かく制御
セキュリティWAFやDDoS対策などを同一基盤で組み合わせやすいNext-Gen WAFやDDoS対策などを用途に合わせて構成
運用の考え方複数機能をまとめて管理したい場合に検討しやすい開発者が配信ロジックを深く設計したい場合に向く

表の違いは、どちらが速いかを一律に決めるものではありません。実際の表示速度は、利用者の地域、配信元との距離、キャッシュ率、ファイル構成、エッジで実行する処理によって変わります。公開後に発生する設定変更の多さも比べましょう。

Cloudflareは統合運用を組み立てやすい

Cloudflareでは、CDNに加えてDNS、WAF、Bot対策、API保護、Workersなどを同じプラットフォーム上で利用できます。配信とセキュリティを別々の製品で管理している企業にとっては、設定やログの確認先をまとめやすい構成です。

一方、機能が多いため、契約しただけで最適な状態になるわけではありません。キャッシュ対象、WAFルール、Workersの処理範囲を整理し、担当者と変更手順を決める必要があります。

Fastlyは配信ロジックを細かく作り込みやすい

Fastlyは、VCLによるCDN設定と、WebAssemblyを基盤とするFastly Computeを提供しています。リクエストやレスポンスの扱いを開発チームが細かく制御し、アプリケーションに合わせて配信処理を作り込みたい場合に候補となります。

自由度が高いぶん、設定やコードを理解できる人材は必要です。複雑なロジックを特定の担当者だけが把握している状態にしないよう、レビュー、テスト、ドキュメント作成まで運用に含めます。

WorkersとFastly Computeの違い

対応言語より既存の開発環境との相性を見る

Cloudflare WorkersはJavaScript、TypeScript、Python、Rust、WebAssemblyなどに対応しています。Fastly Computeでは、Rust、JavaScript、Go、C++向けの公式SDKが用意されています。

言語の数だけで決めるのではなく、CI/CD、テスト、ログ、秘密情報の管理、障害時の切り戻しまで比べましょう。既存チームが使い慣れた言語でも、エッジ特有の実行環境や制限を学ぶ時間は必要です。

キャッシュとコードの責任範囲を分ける

URLの正規化、ヘッダー操作、認証補助、A/Bテストなどは、エッジ処理と相性のよい用途です。ただし、キャッシュルールで足りる処理までコード化すると、変更のたびに開発とデプロイが必要になります。

設定で管理する部分と、コードで実装する部分を先に分けることが大切です。データの整合性が重要な処理や、障害時に配信元へ戻せない処理は、エッジへ移す前に影響を検証します。

開発・運用体制に合うサービスの選び方

統合管理か高度な作り込みかで考える

CDN、WAF、DDoS対策、エッジ処理を一つの運用へまとめたい場合は、Cloudflareを比較しやすくなります。すでにFastlyのVCLやComputeを使いこなし、配信ロジックを競争力にしている企業は、その資産を維持する価値もあります。

担当者の人数、夜間対応、設定変更の頻度も判断材料です。高機能でも、レビューや監視が追いつかなければ、障害時の復旧に時間がかかります。製品機能と同じくらい、運用できる体制を見て選びましょう。

移行前に同じ条件で配信を測る

乗り換えを検討するなら、代表的なページ、画像、APIを選び、キャッシュ率、応答時間、エラー、配信元への負荷を同じ条件で比較します。平均値だけでなく、地域や時間帯によるばらつきも確認します。

既存のVCLやエッジコードは、そのまま移せるとは限りません。機能の棚卸しと並行し、小さな範囲から検証すると判断しやすくなります。ほかのCDN・WAFとの違いは、Cloudflareへの乗り換え・機能比較ガイドでも紹介しています。

Selection
Cloudflare代理店3選

Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。

1ヶ月のお試しから、
導入~運用まで一括委託
GateCore
(アクセリア株式会社)
初期費用 217,800円(税込)
月額費用 165,000円(税込)
最低利用期間 1ヶ月
対応プラン ・GateCore独自プラン※

※Enterpriseプランへの
アップグレードは可能

サポート 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視
こんな企業におすすめ
  • 年間契約はリスクが高く、まず1ヶ月試してから継続を判断したい
  • テレビ露出・大型キャンペーン・セール前など、短期間だけ利用したい
おすすめの理由
  • 年間契約が不要で、最低利用期間は1ヶ月。まず短期間で導入し、運用やサポートを確かめてから継続を判断しやすい
  • Businessプランではサポートが足りず、Enterpriseプランでは規模が大きすぎる企業向けに、その間を埋める独自プランを提供。さらに、URL転送や外部サービスとの連携など、サイトに必要な機能を追加する開発支援も相談できる※
  • 初期費用217,800円(税込)、月額費用165,000円(税込)の基本料金で、初期設定から運用サポートまでまとめて任せられるオールインワンパッケージ

※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。

PV数連動の
従量課金型料金モデル
DOMO
(株式会社ドーモ)
初期費用 220,000円(税込)~
月額費用 11,000円(税込)~
最低利用期間 年間契約(12ヵ月)
対応プラン ・Proプラン
・Businessプラン
・Enterpriseプラン
サポート ACE資格を持つエンジニアがサポート
こんな企業におすすめ
  • サイトのアクセス数が少なく、定額サービスでは割高に感じている
  • 複数サイトをそれぞれの規模に応じたコストで管理したい
おすすめの理由
  • PV数によって月額費用が変動するため、無駄なく利用できる
  • 月11,000円(税込)〜の業界最安水準※2で、Cloudflareの運用支援が受けられる
  • Cloudflare社正規販売パートナーとして、国内200社以上への導入実績を誇る※3(2026年6月1日調査時点)
24時間365日のSOC監視・
即時オペレーション対応
クラウド型WAF管理
サービス for
Cloudflare WAF
(NRIセキュアテクノロジーズ
株式会社)
初期費用 個別見積もり
月額費用 個別見積もり
最低利用期間 個別見積もり
対応プラン 公式HPに記載なし
サポート 24時間365日体制の監視・分析
こんな企業におすすめ
  • 夜間・休日を含む24時間365日の監視・即時対応体制を必要とする
  • 取締役会や監査委員会に対して、セキュリティ体制の根拠提出が必要
おすすめの理由
  • 24時間365日体制で、導入企業のWebサイトに対する攻撃を監視・対応
  • ゼロデイ攻撃に対して、NRIセキュア独自のシグネチャを作成し適用
  • 他のセキュリティ製品もまとめ、400種類以上の機器のログを横断的に監視できる大規模対応力
※1参照元:GateCore公式HP(https://lp.accelia.net/cdn/solution-gatecore/)BusinessプランとEnterpriseプランの間に位置する、Cloudflareがアクセリアに提供したプランです。
※2:2026年6月1日時点、Googleで「Cloudflare 代理店」と検索して表示される、Cloudflare代理店の公式サイト26社を調査。初期費用、月額費用を明示している代理店のうち、最も月額費用が安いのがドーモ。
※3 参照元:ドーモ公式HP(https://cloudflare.domore.co.jp/)