このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
チケット販売やイベント予約では、受付開始直後に利用者が集中し、画面の表示遅延やサーバーダウンが発生することがあります。転売目的の自動購入や大量アクセスが加われば、正規の利用者が購入・予約できない状況にもつながります。
Cloudflareを活用する際は、アクセスを一律に遮断するのではなく、正規利用者を順番に案内しながら、自動化された不正なリクエストを抑える設計が必要です。アクセス集中への対応とBot対策を分けて考え、それぞれに適した機能を組み合わせることが重要になります。
人気公演のチケットや定員の限られたイベントでは、販売・予約開始時刻に多くの利用者が一斉にアクセスします。これは攻撃ではなく正規の需要ですが、Webサーバーやデータベースの処理能力を超えると、画面が表示されない、途中でエラーになるといった問題が起こります。
短時間のピークに合わせてサーバーを増強すると、平常時には使わない処理能力のためにも設備費やクラウド利用料を負担することになります。平常時とピーク時のアクセス数、同時利用者数、購入完了までの所要時間を把握し、どの段階で流入を制御するか決める必要があります。
転売目的のBotは、ページの監視、在庫確認、購入操作などを自動化し、人の操作よりも速く処理を繰り返します。同じ接続元から大量のリクエストが届くとは限らず、IPアドレスだけを基準にした遮断では見分けにくい場合があります。
一方、検索エンジンや監視サービスなど、業務上必要な自動アクセスも存在します。すべてのBotを遮断すると、検索結果への掲載や外部サービスとの連携に影響するおそれがあるため、悪質な自動操作と許可すべき自動通信を区別する運用が欠かせません。
Cloudflareのキャッシュを利用すれば、画像やCSSなどをエッジから配信し、配信元サーバーへのリクエストを減らせます。しかし、チケットの残数確認、座席の確保、会員認証、決済などは、配信元や外部システムで処理しなければなりません。
Webページが表示できても、在庫連携や決済処理が停止すれば販売は完了しません。Cloudflareで保護・制御できる範囲と、予約管理システムや決済事業者が担う範囲を整理し、障害発生時の連絡先と切り分け方法を決めておくことが大切です。
Cloudflare Waiting Roomは、アクセスが設定した基準に近づいた際に利用者を仮想的な待機列へ案内し、サイトへ進む人数を調整する機能です。総アクティブユーザー数や1分当たりの新規ユーザー数を基準として、配信元へ流れるアクセスを制御します。
重要なのは、サーバーが処理できる人数に合わせて基準値を設定することです。数値が高すぎれば負荷を抑えられず、低すぎれば必要以上に待ち時間が発生します。販売開始前に負荷試験を行い、その結果を基に待機列へ切り替える基準を決めるとよいでしょう。
具体的な設定項目と利用プランは、Waiting Roomの設定・運用方法から確認してください。Cookieが使えない利用環境や、外部APIへの影響もテストに含めます。
Waiting Roomは正規利用者のアクセス集中を調整するための機能であり、悪質なBotそのものを判別する機能ではありません。自動購入への対策には、Bot ManagementやWAF、レート制限などを組み合わせ、リクエストの特徴に応じた処理を設定します。
レート制限では、特定のURLに対するリクエスト数が基準を超えた場合に、遮断やチャレンジなどの処理を実行できます。Bot判定で利用できる情報や設定の粒度は契約プランによって異なるため、購入ページやAPIに必要な対策を利用できるか確認が必要です。
不正アクセスへのルールを厳しくしすぎると、正規利用者の連続操作や、決済事業者からの通知、在庫管理システムとのAPI通信まで遮断する可能性があります。特に発売直後は通常時と通信パターンが異なるため、平常時のログだけでは判断できません。
テスト環境で購入完了までの操作を再現し、ログイン、在庫確保、決済、確認メール送信などが正常に動くか確認します。外部サービスが使用する通信経路も洗い出し、必要な例外設定と、誤検知が起きた場合の解除手順を用意しておきましょう。
エラーが出た際の調査は、Cloudflareの誤検知の原因と対処法を参考に、対象ルールを特定してから限定的に調整します。WAFやBot対策を一括で停止する運用を前提にしないようにします。
Waiting Roomの設定には、過去の販売実績、販売予定数、告知規模、ページ遷移などの情報が必要です。機能を有効にするだけでなく、サイトと予約システムが安全に処理できるアクセス量を見積もり、適切な基準値を提案できる会社が適しています。
初回設定の根拠や、販売結果を踏まえた見直し方法も確認します。イベントの規模や販売方式が変われば、必要な設定も同じとは限りません。イベントごとにアクセス実績を振り返り、次回の基準値へ反映できる運用体制を持つかが選定のポイントです。
チケット販売では、数時間後ではなく販売開始中の対応が求められます。待機人数の急増、配信元のエラー、決済失敗などを誰が監視し、異常を検知した場合に誰の判断で設定を変更するのか決めておく必要があります。
運用代行会社を選ぶ際は、対応可能な曜日と時間、監視方法、連絡手段、一次対応の範囲を確認します。基準値の変更や緊急ルールの追加について、事前承認の範囲内で対応できる体制があれば、販売中の判断を迅速に進めやすくなります。
販売時間中に必要な支援を契約に含めるには、Cloudflare保守・月額サポートの対応範囲を使い、監視、一次調査、しきい値の変更、外部システムとの連携を分けて確認します。
予約サイトの障害は、Cloudflareだけでなく、Webサーバー、データベース、在庫管理、会員認証、決済サービスなどで発生する可能性があります。Cloudflareの設定だけを確認する運用では、原因の特定に時間がかかることもあります。
運用代行会社には、アクセスログやセキュリティイベントを基に、どの処理で問題が起きているかを整理する役割が求められます。制作会社やシステム開発会社、決済事業者へ共有できる情報をまとめ、復旧に必要な連携を支援できるかを確認しておきたいところです。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |