このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
Cloudflareは、Webサイトの表示速度改善やアクセス集中対策、WAF・DDoS攻撃対策などに利用されています。ただし、必要な機能や運用方法は、サイトの構成や事業内容によって異なります。
このページでは、ECサイト、メディア、自治体、SaaSなどの公開事例を業種・用途別に整理しました。事例固有の条件にも触れながら、自社で活用方法を検討する際のポイントを紹介します。
同じECサイトでも、商品ページを中心に閲覧されるサイトと、会員機能や定期購入を備えたサイトでは、キャッシュできる範囲が異なります。アクセス数だけでなく、ログイン、決済、在庫連携などの構成も確認が必要です。
業種名だけで導入方法を決めず、自社サイトで守りたい機能と改善したい課題を切り分けることが出発点です。公開事例は、製品やプランをそのまま選ぶためではなく、検討項目を見つける材料として活用するとよいでしょう。
公開事例で紹介される成果には、Cloudflareの機能だけでなく、キャッシュ設定の見直し、画像形式の変更、既存システムの改修、導入支援会社による調整などが影響している場合があります。
また、導入を円滑に進められた背景に、事前検証や障害時のサポートが含まれているケースもあります。製品の効果と支援内容を分けて読み、どの作業を自社で行い、何を外部へ依頼したのかを確かめることが大切です。
カタログハウスのECサイト「通販生活」では、他社CDNからCloudflareへ切り替えています。同サイトの導入事例では、管理画面の操作性向上に加え、ファーストビューの表示時間が約33%短縮され、Core Web Vitalsも改善したと報告されています。
Cloudflare導入と同時に別のセキュリティサービスも導入されており、AVIF対応など複数の改善が並行して行われた事例です。ECサイトでは、表示速度とセキュリティを購入導線への影響も含めて調整できる支援体制を整えることが重要になります。
北海道テレビ放送の導入事例では、「水曜どうでしょう」の新作を動画配信サービス「hod」で公開する際にCloudflareのCDNを採用しています。従量課金では予測しにくかった配信費用を、この契約では年間定額として把握できたことも選定理由とされています。
導入時には、テスト環境で生じた再生上の懸念について、支援会社とCloudflareによる検証が行われました。メディアサイトでは配信量だけを見るのではなく、公開前のテスト、キャッシュ設定、不正アクセス対策まで支援範囲に含まれるかが判断材料になります。
岡山県瀬戸内市の実証実験は、2020年にSpelldataがCloudflareと共同展開した地方自治体向けCDNサービスを通じて行われました。CDN、WAF、DDoS攻撃対策を3カ月間利用し、災害時のアクセス急増への対応や、不審なアクセスの把握と防御を検証した取り組みです。
公開された計測結果では、対象サイトの一部で表示完了時間の短縮などが報告されています。これは実証実験時点の結果であり、現在の契約状況を示すものではありませんが、緊急情報の安定配信とセキュリティ対策を同時に検証した点が参考になります。
マネーフォワードの導入事例では、トラフィックの増加や多数のドメイン、SSL/TLS証明書の管理負担などを背景にCloudflareを採用しています。WAFが月間336万件を超えるファイアウォール関連の問題を検出・緩和したと報告されています。
運用面では、三井物産セキュアディレクションのSOCチームがトラフィック監視やルール運用を支援しています。SaaSではWAFを導入するだけでなく、誤検知への対応やルール調整、証明書管理を継続できる体制まで検討する必要があります。
オンラインマーケティング会社のTeNは、顧客向けランディングページを配信する自社サービス「LandingHub」の基盤にCloudflareを採用しました。LandingHubの導入事例では、コンテンツ配信費と運用負荷の削減、監視やキャッシュ管理の改善が紹介されています。
この事例は、制作会社が顧客サイトの保守を外注したものではなく、複数の顧客コンテンツを扱う自社サービスの基盤を移行した例です。制作会社が参考にする場合は、顧客ごとの設定・権限・変更履歴を分けて管理できることを運用要件に含める必要があります。
英国のチケット販売サービスTicket Tailorでは、ワクチン接種予約へのアクセス集中対策としてCloudflare Waiting Roomを利用しました。Ticket Tailorの導入事例では、Webサーバーとデータベースのピーク使用率が70%から10%に低下したと報告されています。
Waiting Roomによって利用者を順番に案内し、バックエンドへ到達するアクセス量を調整した事例です。ただし、買い占め防止を実証した事例ではありません。Bot対策や購入制限には、アプリケーション側の会員認証、決済、在庫管理との組み合わせも求められます。
表示速度やサーバー負荷の改善幅は、導入前の構成、キャッシュ可能なコンテンツの割合、アクセス元、契約プランなどによって変わります。事例に数値が掲載されていても、自社で同じ結果が得られるとは限りません。
特に、Cloudflare以外のシステム改修や運用改善が同時に行われている場合は、成果を単一の要因に結び付けない姿勢が必要です。事例の数値は保証値ではなく、検証項目や目標値を設定するための参考情報として扱いましょう。
導入相談の前に、アクセス集中、表示速度、不正ログイン、DDoS攻撃など、解決したい課題を整理します。現在のCDNやWAF、サーバー構成、更新頻度、障害時の連絡体制も共有できる状態にしておくと、提案内容を比較しやすくなります。
導入作業だけでなく、稼働後の監視、設定変更、誤検知対応、レポートまで依頼できることも確認が必要です。自社が担当する範囲と支援会社へ任せる範囲を明確にし、業種特有の運用に対応できる会社を選ぶことが欠かせません。
支援会社には、事例で担当した作業だけでなく、自社で必要な監視・設定変更・障害調査をどこまで依頼できるかも確認します。対応実績と担当体制を同じ条件で比較すると、事例の成果だけに左右されずに選びやすくなります。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |