このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
新イベントの開始直後にログインできない。対戦中に通信が途切れる。ゲームやネイティブアプリでは、ほんの数分の障害でもユーザーの不満が一気に広がります。
対策を難しくするのは、Webサイトだけを守れば終わりではないことです。ゲーム通信、ログインAPI、課金、ランキングなど、守る対象ごとに通信の仕組みが違います。Cloudflareを使う場合も、DDoS対策、API保護、エッジ処理の役割を分けて設計する必要があります。
公式サイトやログイン画面はHTTP・HTTPSで動きますが、リアルタイム性が求められるゲームサーバーではTCPやUDPが使われることもあります。攻撃者は大量の通信で回線やサーバーを圧迫し、正規ユーザーが接続できない状態を狙います。
そのため、WAFを入れただけで十分とは限りません。どのホスト名・IPアドレス・ポートが公開され、どこに攻撃が届く可能性があるのかを洗い出すことが先です。ゲーム通信とWeb/API通信を同じ仕組みとして扱わず、経路ごとに対策を分けると整理しやすくなります。
ログイン、アイテム取得、ガチャ、ランキング更新など、アプリの裏側では多くのAPIが動いています。リクエストの形が正しく見えても、短時間に大量送信されたり、本来と異なる順序で呼ばれたりすれば、データベースや認証基盤に負荷がかかります。
エンドポイントごとの通常量、利用するクライアント、必要な認証方法を把握していないと、強い制限をかけて正規ユーザーまで止めかねません。まずはAPIの一覧と通信量を可視化し、重要度の高いものから保護を始めます。
Cloudflare経由の通信を守っても、配信元サーバーのIPアドレスへ直接アクセスできれば、そこを狙われるおそれがあります。過去のDNS情報や別サービスの設定からIPが推測されるケースもあるため、導入時には公開状況を確認したいところです。
Cloudflareの接続元だけを許可する、不要なポートを閉じる、必要に応じて配信元IPを変更するなど、サーバー側の対策も組み合わせます。ネットワーク担当とアプリ担当が別なら、変更前に影響範囲をすり合わせておきましょう。
Cloudflare Spectrumは、TCP・UDPアプリケーションをCloudflareのネットワーク経由で公開するためのリバースプロキシです。L3・L4のDDoS攻撃から保護しつつ、配信元IPを隠す構成を検討できます。ゲームサーバーで使うプロトコルやポートが対象になるかは、契約内容を含めて事前確認が必要です。
ただし、通信を経由させれば自動的にゲーム品質が上がるわけではありません。地域別の遅延、パケットロス、再接続時の挙動を測り、本番に近い負荷でテストします。対戦系タイトルでは平均値だけでなく、遅延のばらつきも見ておくと安心です。
HTTP・HTTPSで提供するログイン画面や管理画面にはWAF、APIにはAPI Shieldを組み合わせます。API Shieldでは、レート制限、スキーマ検証、JWT検証、mTLSなどを利用できます。すべてを一度に有効化するより、影響の大きいAPIから段階的に進めるのが現実的です。
たとえばmTLSは、正しいクライアント証明書を持つ通信だけを通す仕組みです。サーバー間APIの保護には向きますが、証明書の配布や更新も運用に含まれます。利用者向けアプリへ適用する場合は、端末側の実装と失効手順まで設計しなければなりません。
Cloudflare Workersを使うと、Cloudflareのネットワーク上でコードを実行できます。リクエストの振り分け、簡単な認証補助、メンテナンス表示など、配信元へ届く前に処理したい場面で役立ちます。
一方、ゲームの重要な状態管理や複雑な課金処理まで、勢いでエッジへ移すのはおすすめできません。データの整合性、障害時の切り戻し、ログの追跡方法を決め、限定的な処理から効果を測ります。詳しいAPI保護の考え方は、SaaS・WebサービスのCloudflare保護とAPI運用も参考になります。
24時間監視と書かれていても、通知だけなのか、一次切り分けや設定変更まで行うのかで対応力は違います。攻撃を検知した際に誰へ連絡し、どの条件でレート制限やルールを変更するのかを確認しましょう。
ゲームのイベント日やアップデート日は、通常時とアクセス量が大きく変わります。事前に日程を共有し、監視を強められるか。夜間・休日の連絡先はあるか。緊急変更後に元へ戻す判断も含めて聞いておきたいポイントです。
新しいゲーム機能を公開すると、正規通信のパターンも変わります。古い基準のままでは、不正アクセスと誤認して止めてしまうかもしれません。リリース前にAPI仕様や想定トラフィックを共有し、テスト環境でルールを確かめられる会社が向いています。
セキュリティ担当だけで完結せず、ゲーム開発者、インフラ担当、カスタマーサポートまで含めて連携できると、障害時の判断が早くなります。通信ログを見ながら「攻撃なのか、不具合なのか」を切り分けられる体制も重要です。
運用を外部へ任せる場合も、すべての権限を渡す必要はありません。設定変更者、閲覧だけできる担当者、APIトークンの範囲を分けます。ログをどこへ保存し、どのくらい残すか、障害報告に何を含めるかも契約前に決めます。
ゲームのCloudflare運用では、低遅延と防御力のどちらか一方だけを追わないことが大切です。通信経路を分け、実測し、イベントごとにルールを見直す。そこまで伴走できるパートナーなら、運用チームの負担を減らしながらサービスを守りやすくなります。ほかの業種の対策は、業種・用途別に見るCloudflareの活用方法で紹介しています。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |