このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
海外拠点へつながらない。工場の保守端末へ入れない。取引先ポータルが攻撃を受けた。製造業のインフラは、本社のITだけでなく、工場、物流、海外法人、協力会社まで広がっています。
Cloudflare EnterpriseやCloudflare Oneを使えば、公開サイトの保護やリモートアクセスの見直しを進められます。ただし、工場のOT環境は止められない設備も多く、一般的なオフィスネットワークと同じ移行方法は使えません。違いを踏まえた進め方を見ていきましょう。
工場システムは、外部ネットワークから隔離されている前提で作られてきました。しかしIoT化、遠隔保守、クラウド分析が進み、設備データを外へ送り、社外から接続する機会が増えています。
経済産業省の工場システム向けガイドラインでも、クラウドやサプライチェーンにつながる製造現場のリスクが示されています。「工場は閉じたネットワークだから安全」と考えず、実際の接続先と保守経路を確認することが第一歩です。※
OT機器には、長期間使い続けるものや、停止してパッチを当てにくいものがあります。メーカーの保守が終了していても、生産計画の都合ですぐ交換できないケースもあるでしょう。
だからこそ、端末単体の対策だけに頼らず、ネットワーク分離、接続元の制限、監視、バックアップなどを重ねます。Cloudflareを導入する場合も、制御通信へ直接影響を与えないか、設備ベンダーを交えて検証しなければなりません。
国や拠点ごとにVPN、回線、認証方法が違うと、ルールの管理が複雑になります。担当者の交代で設定理由が分からなくなったり、緊急対応のために作った例外が残ったりしがちです。
本社が一方的に統一するのではなく、各拠点の回線事情、法規制、業務時間を確認します。共通ポリシーと、現地判断が必要な項目を分けておけば、グローバル展開でも運用が崩れにくくなります。
Cloudflare Zero Trustでは、Cloudflare TunnelやCloudflare One Clientを使い、プライベートネットワークへのアクセスを制御できます。利用者のIDや端末状態を条件にし、必要なアプリケーションやIP範囲だけを許可する構成が可能です。
最初から工場ネットワーク全体を切り替えるのではなく、社内Webシステム、開発環境、保守用の踏み台などから始めます。通信遅延や切断が生産へ直結するシステムは、別の検証計画を用意しましょう。
設計時には、本社IT、工場DMZ、OTネットワークの間で、誰がどの通信を必要としているかを書き出します。「保守会社だから工場全体へ接続可能」とせず、対象設備、時間帯、プロトコルを限定します。
Cloudflare Tunnelは、プライベートネットワーク側からCloudflareへ外向きの接続を作る方式です。ただし、トンネルを作るだけでは最小権限になりません。経路とAccess・Gatewayのポリシーを組み合わせ、許可していない通信を通さない設計が必要です。
Cloudflare OneをSASEとして展開する場合、リモートアクセスだけでなく、拠点間通信やインターネット出口の制御も検討対象になります。既存のSD-WAN、ファイアウォール、プロキシ、ID基盤との役割が重ならないように整理します。
拠点ごとに回線を切り替える順番、障害時の迂回経路、ローカルで継続すべき業務を決めます。「Cloudflareにつながらないと生産できない」構成にならないよう、現場で必要な可用性を設計へ反映させましょう。
有人SOCがあっても、Cloudflareのアラートを転送するだけの場合と、ログを分析して設定変更まで提案する場合があります。監視対象、対応時間、一次切り分け、緊急時の権限を具体的に確認します。
海外拠点で発生した事象を日本時間外に誰が判断するのかも重要です。現地担当者への連絡、英語対応、設備ベンダーとの調整まで必要なら、契約前に対応範囲へ含めましょう。
Cloudflare OneのLogpushでは、DNS、HTTP、端末状態などのログを外部ストレージやSIEMへ送れます。既存のSOCが工場ネットワークや端末のログを監視しているなら、Cloudflareのイベントも合わせて見られる構成が便利です。
ただし、ログを集めるだけでは運用になりません。拠点名、利用者、対象システムをひも付け、どのアラートを誰へ通知するかを決めます。保存費用や個人情報の扱いも含めて、必要なログを選びます。
製造業では、設定変更の時間帯が限られます。テスト環境で再現できない設備もあるため、変更前のバックアップ、切り戻し条件、現地立ち会いが重要です。支援会社がIT側だけで判断せず、工場責任者と手順を合わせられるかを見ます。
Cloudflareによる製造業の保護は、ITとOTを無理に一つへまとめることではありません。守る対象と停止時の影響を分け、必要な接続だけを安全にする取り組みです。運用課題を整理したい場合は、Cloudflareの運用トラブル・人材不足対策もあわせてご覧ください。業種別の活用方法は、Cloudflare導入ガイド一覧で紹介しています。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |