このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
Web制作会社や広告代理店が顧客サイトの保守を請け負う場合、サーバーやドメインだけでなく、Cloudflareの設定管理を求められることがあります。しかし、顧客ごとに契約形態や管理者が異なるため、すべてのサイトを同じ方法で管理できるとは限りません。
Cloudflareの運用を外部へ委託する際は、技術的な対応範囲だけでなく、顧客との責任分担や承認手順も整理する必要があります。制作会社が窓口となりながら、顧客サイトごとの権限と変更履歴を分けて管理できる体制を整えることが重要です。
顧客サイトでは、ドメインの登録先、サーバー会社、Cloudflareの契約名義がそれぞれ異なる場合があります。顧客が自社で契約しているケースもあれば、以前の制作会社や担当者のアカウントで管理されているケースもあるでしょう。
最初に、ドメイン管理会社、Cloudflareアカウント、請求先、管理者権限の所在をサイトごとに整理します。IDとパスワードを共有する方法では、担当者の退職や委託先の変更時にアクセスできなくなるおそれがあるため、メンバー招待と権限設定を利用した管理が適しています。
広告出稿やテレビ放送、SNSでの拡散をきっかけに、LPやキャンペーンサイトへ短時間でアクセスが集中することがあります。公開直後だけでなく、応募締切の直前やメール配信の直後にも負荷が高まる可能性があります。
Cloudflareのキャッシュは、画像やCSS、JavaScriptなどをエッジから配信し、配信元サーバーの負荷を抑えるために利用できます。ただし、フォーム送信や在庫確認、外部システムとの通信までキャッシュできるわけではありません。Cloudflare側で軽減できる処理と、配信元で対応しなければならない処理を分けて設計する必要があります。
顧客からの依頼をメールやチャットで受け、その場でDNSやキャッシュ、WAFの設定を変更していると、変更理由や承認者が分からなくなりがちです。複数の担当者が操作する環境では、設定の重複や意図しない上書きも起こり得ます。
Cloudflareの監査ログには、アカウント内で行われた操作が記録されます。ただし、顧客からの依頼内容や変更の目的までは分かりません。変更前後の設定、申請者、承認者、作業結果と、問題が起きた際に元の設定へ戻す手順を一緒に残します。
Cloudflareの管理を制作会社が担当する場合でも、顧客が継続的に利用するサイトであれば、契約名義や管理権限を誰が保持するのかを事前に決めておく必要があります。制作会社の担当者個人が作成したアカウントだけで管理すると、担当変更時の引き継ぎが難しくなります。
顧客、制作会社、運用代行会社はログイン情報を共有せず、担当者を個別のメンバーとして追加し、必要な役割と対象ドメインの権限を付与します。顧客が管理権限を失わないことに加え、設定内容や変更履歴を顧客と制作会社でも把握できる状態にしておくと、担当者の交代時にも引き継ぎやすくなります。
顧客がCloudflareと直接契約したまま、設定や運用だけを外部へ依頼する方法もあります。直接契約と代理店契約を比べる際は、ライセンス料の支払い、技術的な問い合わせ、実際の設定作業を誰が担うかを分けます。運用を外注するために、必ずしもライセンスの契約先まで変える必要はありません。
運用を外注する際は、監視・設定変更・障害調査のどこまでを委託するかを先に決めます。そのうえで、DNS変更、WAFルールの追加、キャッシュ削除、SSL/TLS設定について、顧客・制作会社・運用代行会社の誰が依頼し、誰が承認し、誰が作業するかを明確にします。
通常時と緊急時で承認手順を分けることも有効です。障害や攻撃の発生時に顧客の承認を待つのか、あらかじめ定めた範囲で運用代行会社が一次対応できるのかによって、復旧までの時間が変わります。対応後の報告方法まで取り決めておくと、責任の所在も明確になります。
複数の顧客サイトを扱う場合は、サイト名、対象ドメイン、依頼者、作業内容、実施日時を分けて記録します。チャット上のやり取りだけで管理せず、チケットや管理表に集約すれば、別の担当者でも経緯を追いやすくなります。
特にDNSやWAFの変更では、作業前の設定、変更後の設定、変更理由、切り戻し手順を残すことが大切です。公開日や広告配信日と関連付けておけば、問題が起きた際にも、どの変更が影響した可能性があるのかを判断しやすくなります。
運用代行会社を選ぶ際は、一つの共通アカウントで全顧客をまとめて管理するのか、顧客ごとのアカウントへ担当者を招待するのかを確認します。運用会社側の都合だけで管理方法を決めると、契約終了時に顧客へ権限を返却しにくくなる場合があります。
Cloudflareでは、メンバーに対してアカウント単位や特定ドメイン単位の権限を設定できます。APIを利用する場合も、必要な操作と対象を限定したAPIトークンを使用できるか確認したいところです。顧客間で設定や操作権限が混在しない管理体制を持っていることが、重要な選定基準になります。
制作会社や広告代理店は、Cloudflareの設定内容を最終顧客へ説明しなければならない場面があります。専門用語だけを並べた報告では、変更の必要性や影響範囲を顧客が判断できません。
作業前の変更計画、作業完了報告、月次レポート、障害発生時の報告書など、必要な資料を用意できる運用代行会社が適しています。制作会社の担当者が説明しやすいように、変更の目的と顧客への影響を平易な言葉で整理してもらえるかも確認しましょう。
運用代行会社との契約が終わったときに、設定情報や必要な操作権限を引き継げなければ、別の会社へ切り替えにくくなります。契約前に、設定一覧、手順書、作業履歴の受け渡し方法と、APIトークンの管理者を確認します。トークンそのものを共用するのではなく、引き継ぎ先が必要な権限で再発行できる状態にしておきます。
引き継ぎ後は、不要になったメンバー権限やAPIトークンを削除し、新しい管理体制へ切り替えます。契約中の対応力だけでなく、契約終了後に顧客と制作会社が管理を継続できる状態まで整えられるかを見極めることが大切です。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |