このサイトは、Zenken株式会社が運営するCloudflare代理店紹介のメディアです。Cloudflareを提供するCloudflare社は、このサイトと関係ございません。
予約サイトが止まる。オンライン診療へ入れない。病院のWebサービスでは、障害が患者さんの受診機会にまで影響することがあります。だからこそ、セキュリティを強くしながら、現場の使いやすさも保たなければなりません。
CloudflareはDDoS防御やWAF、ゼロトラストなどに使えますが、電子カルテや医療情報システム全体を一つの製品だけで守れるわけではありません。国内ガイドラインを踏まえ、どこにCloudflareを置き、誰が運用するのかを考えていきます。
病院の公式サイト、予約、問診、オンライン診療、電子カルテ、画像管理では、扱う情報と停止時の影響が違います。まずはサービスごとに、患者情報を扱うか、インターネットへ公開されているか、診療を止める可能性があるかを整理します。
Cloudflareを導入する範囲も、この整理に沿って決めます。公開Webサイトの前段でWAFやDDoS防御を使う構成と、職員が院内システムへ接続する経路を制御する構成は別物です。「病院のシステム」と一括りにせず、データと通信経路を一つずつ確認することが欠かせません。
医療機関では、外部公開システムの脆弱性だけでなく、職員端末、委託先の保守回線、メール、持ち込み機器など、さまざまな入口が考えられます。WAFはWebアプリケーションへの攻撃を減らせますが、院内ネットワーク全体のランサムウェア対策を代替するものではありません。
端末管理、バックアップ、ネットワーク分離、脆弱性管理、インシデント対応訓練と組み合わせます。Cloudflareの守備範囲を明確にしておくほうが、対策の抜けを見つけやすくなります。
障害時にすべてのシステムを同時に復旧できるとは限りません。診療に直結するシステム、患者への案内、職員の連絡手段など、優先順位を決めておきます。公式サイトの緊急表示を別経路で出せるようにする方法も検討できます。
DDoS攻撃中に設定を変える場合は、承認を待っていられない場面もあります。誰が緊急変更できるのか、どの時間帯に支援会社へ連絡できるのか、復旧後に設定を戻す手順まで決めておきましょう。
医療情報の安全管理では、慣用的に「3省2ガイドライン」と呼ばれることがあります。ただし現在は、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」と、総務省・経済産業省による事業者向けガイドラインなど、最新の文書名と版を確認することが大切です。※
2025年3月には、事業者向けガイドラインが第2.0版へ改定されました。医療機関と提供事業者の合意内容やリスクコミュニケーションも重視されています。古いチェックリストをそのまま使わず、契約更新やシステム変更のタイミングで参照文書を見直します。※
Cloudflare、代理店、システムベンダー、病院のどこまでが、監視、設定変更、ログ確認、事故報告を担うのかを明文化します。「セキュリティ対策込み」という表現だけでは、緊急時の動きが分かりません。
検知から連絡までの時間、一次切り分けの範囲、再委託先、保守作業時のアクセス方法をSLAや運用手順へ落とします。外部事業者のサービス仕様と、病院側に残る作業を対応表にすると、抜けを確認しやすくなります。
米国で医療情報を扱う場合は、HIPAAやBAAの対象となるサービスを個別に確認します。HIPAAは米国の制度であり、日本の医療機関が国内ガイドラインや個人情報保護法への対応を省略できるものではありません。
また、すべてのCloudflareサービスが同じ範囲でHIPAA対象になるわけでもありません。医療情報をCloudflare経由で扱う可能性があるなら、契約プラン、対象サービス、ログに含まれる情報、サポート担当者のアクセス範囲を個別に確認します。
医療機関の実績を見るときは、病院名の掲載数だけで判断しないほうがよいでしょう。公式サイトの保護だけなのか、予約や診療に関わるシステムまで支援したのかで、必要な経験は違います。
診療時間中に変更できない設定、医療機器との接続、保守ベンダーの作業など、現場の制約を聞き取れる会社が向いています。医療情報システム安全管理責任者や各ベンダーと調整できるかも確認します。
Cloudflare Zero Trustでは、Cloudflare Tunnelなどでプライベートネットワークを接続し、利用者のIDや端末状態に応じたアクセス制御を検討できます。外部保守や職員のリモートアクセスを、従来のVPNから見直す場面でも候補になります。
ただし、院内のすべての通信を一度に変える必要はありません。管理画面や一部の保守接続から試し、医療機器やリアルタイム性の高い通信は影響を検証します。例外経路を増やしすぎないよう、導入後の棚卸しも必要です。
攻撃を完全になくすことはできません。大切なのは、検知後にログを保全し、影響範囲を調べ、医療機関へ必要な情報を返せることです。報告書の項目や提出期限、関係機関への報告を誰が支援するかを確認しましょう。
Cloudflareを病院で使うなら、機能の多さよりも、医療情報の流れと責任分担を説明できることが重要です。ガイドラインに沿って定期的に見直し、現場とベンダーが一緒に改善できる体制を選びましょう。ほかの業種の活用方法は、業種・用途別Cloudflare導入ガイドで確認できます。
Cloudflare代理店の中には、独自の料金プランや運用サービス、日本語サポートなどを提供する企業もあります。
ここでは、価格やサポート内容に特徴があり、比較検討時に注目したい3社を紹介します。
| 初期費用 | 217,800円(税込) |
|---|---|
| 月額費用 | 165,000円(税込) |
| 最低利用期間 | 1ヶ月 |
| 対応プラン | ・GateCore独自プラン※
※Enterpriseプランへの |
| サポート | 月7時間の運用サポート(設定変更・検証・障害調査)、日本語サポート、4TB転送量、オリジン監視 |
※Cloudflare Workersを活用した開発・構築支援は別途オプションです。対応範囲・料金はお問い合わせください。
| 初期費用 | 220,000円(税込)~ |
|---|---|
| 月額費用 | 11,000円(税込)~ |
| 最低利用期間 | 年間契約(12ヵ月) |
| 対応プラン | ・Proプラン
・Businessプラン ・Enterpriseプラン |
| サポート | ACE資格を持つエンジニアがサポート |
| 初期費用 | 個別見積もり |
|---|---|
| 月額費用 | 個別見積もり |
| 最低利用期間 | 個別見積もり |
| 対応プラン | 公式HPに記載なし |
| サポート | 24時間365日体制の監視・分析 |